史上最高のアイドルグループ【SMAP】を経験した中居正広、業界の「AI化」に持論でファン大沸騰!

7月22日放送の「中居正広のキャスターな会」(テレビ朝日系)では、中居正広さんが人工知能(AI)について語り、注目を集めました。

(画像:時事)

■中居正広、自身のAI活用はギャランティー次第?

番組では、全米映画俳優組合が実施するストライキを取り上げました。

先にストライキを行っていた全米脚本家組合に続いた全米映画俳優組合は、報酬の引き上げ、AIの利用の制限、視聴者数に基づいたストリーミング報酬などを求めています。

今回のストライキについて、専門家が「実は脚本家のほうが先にストライキ始めてたんですが、これ、AIを使ってこれまでの脚本を大量に読み込ませて学習させる。そうすると、そこそこの脚本がもうできてしまうわけですよね。それが、じゃあ映画として放映された時に、じゃあオリジナルを書いた人たちの著作権はどうなるのか。その報酬はもらえないのかということで、脚本家組合も今、ストをずっとやっていると」と解説を加えました。

この流れで中居さんが話を振ると、社会学者の古市憲寿さんは「やっぱりこういう事例、増えてくと思います。ただ、逆に楽しみな面もあるっていうか、例えば、中居さんにとってはすごいラッキーだと思うんです」と、今後AIの活躍の幅が広がると指摘します。

中居さんが「どういうこと?」と問いかけると、古市さんは「中居さんの顔スキャンさせてもらいますって言って、AIが勝手に演技してくれて、歌ってくれて、踊ってくれるんですよ。よくないですか?」と具体例を挙げます。

この話を聞いた中居さんは「ギャランティーですよ」と本音を暴露しました。

■史上最高のアイドルグループ【SMAP】を経験した中居正広、業界の「AI化」に持論でファン大沸騰!

さらに、古市さんが「でも例えば、中居さんの声をデータにするじゃないですか。それを上手く歌うこともできるんですよ」と指摘すると、中居さんは「だから、ほら『あいうえお、かきくけこ』で、『わ』まで言って、それでもう、音を作ろうと思えば作れるっつって」と答えます。

続けて、古市さんが「だから、上手い中居さんの歌とかも出せるんですよ」と話を振ると、中居さんは自虐交じりに「だからちょっと遅かった…。もうちょっと早くそういうのがあればね。でも僕、なんかの、当時から本当レコーディングしてて、ミもソに変えられるし、ソもレになるの。それでもあれだから」と語り、笑いを誘いました。

この日は元SKE48の須田亜香里さんも出演。

中居さんが「アイドル界どうなんです?」と聞くと、須田さんは「アイドル界もAIがちょっとずつ入ってきてるっていうニュースは最近、拝見したんですけど…。AIがアイドルやっちゃうと、スキャンダルもないし、ファンを裏切るってことがないし、歳も取らないから、そういう部分でファンの人は、やっぱり裏切られないっていう部分を求める人にとっては」と持論を展開。

一方で、劇団ひとりさんは「一方でスキャンダルを期待している人たちもいるから、裏切ってほしい部分もあるんですよ」と伝えます。

すると、須田さんは「そしたらもう人間にしかできないと思うし。握手会もやっぱり人間のアイドルにしかできないし。ライブで汗を飛び散らかして…言い方が悪いですけど、汗を流して、そこを見せられるのは人間にしかないので、AI業界にアイドル負けてほしくないなっていう気持ちが」と、アイドルの後輩達にエールを贈ります。

この話を聞いた中居さんも「AIが発達したとしても、成長したとしても、やっぱり生身のアイドルですかね」と相槌を打ちました。

今回の放送にはネット上で、「そんなのAIの中居くんより、生身の中居くんの方が良いに決まってるよ」「古市さん、それは違います。中居くんの声を取り入れたAIの歌声じゃなくて、中居くんの生の歌声が聞きたいのよ、私は」「中居くんの歌が聴きたいしダンスが見たいAIじゃなくやっぱり中居くんじゃなきゃ」などのコメントが上がっています。

AI技術が発達しても、やはり中居さんの声で歌を聴きたいし、本人のダンスが見たいというのがファンの人達の願いですね。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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