鳥の博物館に新たな目印 ~絶滅した巨鳥「ジャイアントモア」~

骨格標本レプリカ(左)と設置されたモニュメント

鳥の博物館駐車場に、ジャイアントモアのモニュメント「作品名:安美湖を求めて」が設置されました。

鳥のまち、あびこの新たなランドマークとしての活躍が期待されます。

市民団体が市にモニュメントを寄贈 寄贈されたモニュメントは、「我孫子アートな散歩市企画委員会」が、クラウドファンディングで資金調達し、彫刻家の島田忠幸氏が制作したものです。

モニュメントは、絶滅した巨鳥であるジャイアントモアを模しています。これは、鳥の博物館が所蔵する骨格標本のレプリカをベースに制作されました。

安美湖を求めて モニュメントには、「人と鳥の共存」・「持続可能な社会づくり」・「生物多様性」の象徴になれば、との思いが込められています。

作品名の「安美湖」は、かつて我孫子に別荘を構えた嘉納治五郎が、手賀沼をそう呼んだことに由来します。

鳥の博物館の目印に 7月19日に開催されたモニュメントお披露目式に出席した星野我孫子市長は、「鳥の博物館は、我孫子を象徴する素晴らしい施設だが、看板が無く場所がわかりづらいとの声があった。このモニュメントには、鳥の博物館の目印として活躍するとともに、鳥のまち我孫子の新たなランドマークになってくれれば」と述べました。

モニュメントについて 作品名:安美湖を求めて 制作者:島田 忠幸(彫刻家) 大きさ:高さ3.6m×幅1.2m×奥行2.1m 素材:アルミ製フッ素塗装

制作者の島田氏(左)と団体代表の太田氏
お披露目式で話す星野市長
モニュメントに付けられた解説プレート

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