キャセイパシフィック航空は乗客蔑視の事件をきっかけに初めて中国本土から香港駐在の客室乗務員（ＣＡ）を募集し、標準中国語サービスチームを拡大する。７月２２日付香港各紙によると、本土メディアの報道では本土３大航空会社に比べてキャセイは身長、年齢、学歴などの面の要求が緩く、新人の月給は２万ドルに達するため待遇は魅力的だ。ただし多くの応募者は「競争は想像以上に激烈で一次審査で落選した」と述べているほか、給与の半分以上は家賃に消えてしまうなど香港の生活コストが高いことを懸念している。居住地と香港国際空港との間の交通所要時間が９０分以内ならば就職者は粤港澳大湾区の他の都市での居住を選択できるという。応募資格は年齢１８歳以上、学歴は高卒以上、身長はつま先立ちで２０８センチ、標準中国語が流暢で英語会話と閲読能力を備え、第３外国語能力があれば優先的に採用する。
