戸籍証明書14件 電子公印漏れ 岡山市中区役所 システム操作誤る

岡山市役所

 岡山市は24日、中区役所が11~18日に交付した戸籍証明書14件について、電子公印(区長印)が漏れていたと発表した。

 中区役所市民保険年金課によると、戸籍謄本や戸籍抄本などに約2センチ四方の電子公印が印字されていなかった。証明書作成時に職員がシステムの操作を誤ったことに加え、交付時の審査でも見落としていた。

 18日に審査した職員が気付いて発覚。中区役所は誤った証明書を渡した人に謝罪し、公印漏れは基本的に無効となるため差し替えることを伝えた。システムの正しい操作方法を徹底するとともに、複数人で審査をするなどして再発防止に努めるという。

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