横浜、慶応が決勝進出、夏は7年ぶり3度目の頂上決戦へ 東海大相模の六回コールド負けは57年ぶり

YY対決を制し、3年連続の甲子園出場を目指す横浜ナイン=横浜

 第105回全国高校野球選手権記念神奈川大会第13日は24日、横浜スタジアムで準決勝2試合を行い、横浜が3大会連続33度目、慶応が4大会ぶり12度目の決勝進出を決めた。両校による決勝は、26日午前10時から同スタジアムで行われる。

 夏の神奈川大会での慶応と横浜の決勝は、2016年以来3度目で、昨秋の県大会決勝と同カード。横浜は史上初となる2度目の3連覇に挑む。 

 慶応―東海大相模は、初回に延末藍太(3年)が2試合連発の3ランで先制すると、三回には渡辺千之亮(同)が2ラン、六回には加藤右悟(2年)にも2試合連続の2ランが飛び出した。先発の小宅雅己(同)は5回無失点と好投した。

 東海大相模が夏の神奈川大会で六回コールド負けを喫したのは1966年以来、57年ぶり。

 横浜―横浜商は、5四死球を集めた二回に阿部葉太(1年)の右前2点適時打などで7得点し逆転。六回には稲坂陽(3年)の2点適時打で六回コールド勝ちを決めた。先発の切無沢英寿(3年)は5回2失点と試合をつくった。

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