8年ぶり、熱中症の死亡労災 栃木県央の男性、仕込み場で作業中に 栃木労働局

 栃木労働局は24日、県央の小売店で50代男性が今月3日、勤務中に熱中症となり、搬送先の病院で死亡したと発表した。県内で熱中症の死亡労働災害が発生するのは8年ぶり。労働局は25日、県や県内の労働災害防止団体に、熱中症の予防と対策の再徹底を求める緊急要請を行う。

 労働局によると、男性は3日午後3時半ごろ、店舗内の仕込み場で1人で作業中に具合が悪くなり、意識を失い倒れているのを発見された。約3時間半後、熱中症により搬送先の病院で死亡した。

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