海の生き物80種1550匹一堂 天満屋すいぞくえん、26日開幕

国際希少野生動植物種に指定されているアオウミガメ

 海の生き物約80種1550匹を一堂に集めた「てんまや夏の夜のすいぞくえん」(RSK山陽放送、山陽新聞社主催)が26日、岡山市北区表町の天満屋岡山店6階葦川(いせん)会館で開幕する。照明を落とし幻想的な夜の海をイメージした会場で、魚や動物たちが見せるさまざまな姿や表情を楽しめる。

 色とりどりのイルミネーションをともし、海のきらめきや泡、夜空に輝くオーロラを表現。「虹色の世界」「癒やしの空間」といった7ゾーンを設け、赤い目と斑点を持つマンジュウイシモチ、丸い水槽を漂うミズクラゲなどが入場者を迎える。

 水槽内にいるような写真が撮れるコーナーを設置。希少なアオウミガメとコツメカワウソの餌やり体験(午前10時から)、マゼランペンギンの食事の様子が観察できる「もぐもぐタイム」(午後2時から)もある。同店は「多彩な水辺の生き物を身近に感じ、夏休みの思い出にしてもらえれば」としている。

 会期は8月21日まで。午前10時~午後6時(最終日は同5時)。入場料は中学生以上900円、3歳~小学生600円、2歳以下は無料。

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