「移籍したくて…プレシーズンの練習をボイコット」した6名のスター選手。どんな結果になったのか

2023-24の開幕が近づき、各チームはプレシーズンのキャンプやツアーをそれぞれに行っている。

今回は『Squawka』から「プレシーズンキャンプに参加することを拒否したスター選手」をご紹介しよう。

ローラン・コシェルニ

プレシーズン参加を拒否した年:2019年

アーセナルのキャプテンも務めた模範的プロフェショナルであったコシェルニであるが、2019年夏にボルドーへの移籍を強行しようとしてプレシーズンキャンプの参加を拒否した。

クラブの進んでいる方向に不満を抱いており、残った契約をキャンセルしたいと考えていたコシェルニは、それまでの9年間の貢献を武器にして交渉を進めようとしていたが、ウナイ・エメリ監督らに拒否されたため、退団するためにやむなくそのような行動を取ったそうだ。

ネイマール

プレシーズン参加を拒否した年:2019年

近年で最も注目を集めた2019年夏のネイマール。怪我によってその年のコパ・アメリカを欠場することになったが、パリ・サンジェルマンでのプレシーズンキャンプには合流できる健康状態にあったという。

ただネイマールは結局クラブのスケジュールには従わなかった。伝えられるところによれば、エムバペの出現を受けてバルセロナへの復帰を画策したという。ただ、最終的にはパリに留まり、罰金処分のみで許されたとのこと。

アントワーヌ・グリーズマン

プレシーズン参加を拒否した年:2019年

2019年にアトレティコ・マドリーを退団したアントワーヌ・グリーズマン。その1年前にはわざわざ動画を自ら発信してまで残留を発表してファンから歓迎されたが、今度はクラブを強行に離れようとした。

精神的なストレスを理由としてプレシーズンキャンプの参加を拒否したことにより最終的にバルセロナへの移籍を勝ち取ったものの、これは結局彼にとってもそれほど良いものにはならなかった。

ティボー・クルトワ

プレシーズン参加を拒否した年:2018年

アトレティコ・マドリーでのローン生活からチェルシーに復帰し、プレミアリーグで大ブレイクしたクルトワ。彼はワールドカップ2018が終わった後、子どもとパートナーが住むスペインへと移ることを熱望した。

チェルシーのプレシーズンキャンプ初日に顔を出さなかった彼は最終的に3500万ポンドという移籍金でレアル・マドリーへの加入に成功している。

ジエゴ・コスタ

プレシーズン参加を拒否した年:2017年

クルトワ騒動の1年前、チェルシーではジエゴ・コスタの行方不明騒動があった。アントニオ・コンテ監督がテキストメッセージで戦力外通告を行ったことに反発し、ジエゴ・コスタはブラジルからイングランドに戻らないと宣言した。

両者は対立したまま時間が過ぎ、結局ジエゴ・コスタはアトレティコ・マドリーへの移籍が決定。ただ補強禁止処分のために次の冬までプレーすることができなかった。

ウスマヌ・デンベレ

プレシーズン参加を拒否した年:2017年

突発的に不思議な行動を取ることで知られるウスマヌ・デンベレ。移動距離でプレーするゲーム「ポケモンGO」のためにスマホをソックスの中に入れてみたり、フォートナイトのために練習に遅刻したりした。

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そしてバルセロナへの移籍話が持ち上がったとき、ドルトムントのプレシーズンキャンプに姿を見せなかった。とはいえこの行動については最終的に取引を成立させる助けにはなった。

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