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8月26日の次世代型路面電車(LRT)の開業まで約1カ月と迫る中、LRTの軌道と車道の間に設置してあるバリケードの撤去作業が24日夜、JR宇都宮駅東口から始まった。
安全対策で工事期間中からバリケードがあり、軌道と車道が遮られていた。栃木県宇都宮市によると、開業後はバリケードのない状態で車両「ライトライン」と自動車が並んで走ることになるため、ドライバーに慣れてもらおうと、開業まで1カ月になる段階で撤去することにしたという。
宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの間の県道や町道、計約6.8キロにわたって置かれたバリケードを2週間ほどかけて順次撤去していく。作業は午後9時から翌朝5時までの夜間に行う。
初日は、車が行き交う鬼怒通りの軌道にトラックが入り、作業員が鉄パイプを組んだ長さ4メートルのバリケードを一つ一つ分解し、荷台に積み込んで撤去。平面になった軌道と車道が現れた。市担当者は「安全第一で作業していきたい」と話した。