タッチ決済によるバス乗車、西鉄バスら6社が一部路線で実証開始

西日本鉄道株式会社(以下、西鉄)らは7月20日、西鉄バスの一部路線(博多駅~福岡空港国際線)において、「stera transit」を活用したタッチ決済によるバス乗車の実証実験を7月10日より開始したと発表。さらに、Fukuoka BRT(連節バス)への導入、ならびに、銀聯ブランド追加を8月に予定していると明かした。

今回の取り組みは、西鉄、株式会社ニモカ、西鉄エム・テック株式会社、三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)、株式会社ジェーシービー(以下、JCB)、QUADRAC株式会社で実施する。「stera transit」は、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューションだ。

西鉄では、西鉄電車の対象駅※でタッチ決済による実証実験を2022年7月15日より行っている。乗合バスへの導入は今回が初の取り組みとなる。今回の実証は、2023年7月10日~2024年3月31日の予定だ。なお、西鉄は、タッチ決済の導入により、今後益々増加が期待されるインバウンド観光客をはじめ、より多くのユーザーに便利で安心な移動を提供していくと述べている。

※ 西鉄福岡(天神)、薬院、大橋、太宰府、西鉄柳川、西鉄二日市、西鉄久留米(2023年7月6日現在)

西鉄、Visaのタッチ決済による改札機通過の実証実験を5駅で開始

西日本鉄道株式会社(以下、西鉄)、三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)、QUADRAC株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社は、西鉄の電車(以下、西鉄電車)において、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、Visaのタッチ決済による改...

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