ケンジー、新曲「anatomy」で父親が不在の環境で成長した想いを表現

TikTokのフォロワー数2,330万人、SNSの総フォロワー数4,300万人の19歳のシンガー・ソングライター兼インフルエンサー、ケンジーが新曲「anatomy」をリリースし、ミュージック・ビデオも公開された。

ケンジーが成長過程に父親が不在だったことを初めて題材として扱った楽曲で、自分は父親が恋しいと感じているのに相手はそう思っていない悲しさ、その気持ちを隠して生きる心境などが淡々とつづられている。「これはただの解剖学、あなたは私の半分なの、それだけよ/それでも私のことを何もわかってない」というサビの歌詞が印象的だ。

ケンジーは新曲について、「きっとたくさんの方が共感してくれる曲だと思う。もしあなたが両親の揃わない家庭で育っても、あなたは決して1人じゃないって分かっていてほしい。この曲が全ての人の拠り所になったらいいな」と語った。

ダンスがメインのミュージック・ビデオは、タイトル“anatomy(解剖学)”にちなんで解剖学の人体図を連想させる芸術的な映像となっている。踊っているのは幼少期からダンス経験があるケンジー本人と、ケンジーの幼少期を表現するキッズ・ダンサーの二人。振りつけはケンジーの姉であり、シーアの大ヒット・シングル「シャンデリア」のミュージック・ビデオで一躍有名になったマディ・ジーグラーが手がけた。

曲のリリースに併せて、TikTokの撮影画面で顔を映すと、若い頃の自分へ宛てたメッセージがランダムで表示されるフィルターも公開されている。

◎リリース情報
シングル「anatomy」
配信中

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