ミランのチュクウェゼ獲得が間近に、ビジャレアルと移籍金31億円で合意

[写真:Getty Images]

ミランがナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ(24)の獲得について、ビジャレアルと合意に至ったとのことだ。

今夏の移籍市場でイタリア代表MFサンドロ・トナーリをニューカッスルへ売却した一方、チェルシーのアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチやレッドブル・ザルツブルクのスイス代表FWノア・オカフォーらを獲得するなど、積極的な動きを見せるミラン。現在は右ウイングの強化に着手しており、チュクウェゼの交渉を進めていた。

こうした中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ミランはビジャレアルと完全移籍で合意したとのこと。移籍金は2000万ユーロ(約31億6000万円)+800万ユーロ(約12億6000万円)となり、現在両クラブは書類チェックなどを進めている。

チュクウェゼは今後アメリカツアー中のチームに合流する見込み。メディカルチェックは今週中に行われる予定であり、ミランは週末までに正式発表ができるよう調整を進めている。

ビジャレアルの下部組織出身であるチュクウェゼは、2018年9月にファーストチームデビュー。以降は主軸に定着すると、昨シーズンは公式戦50試合に出場して13ゴール11アシストの成績を残した。

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