岡山のGK谷口璃成、JFL滋賀に育成型期限付き移籍で加入「自分の持っている全てを出し切ります」

[写真:©︎J.LEAGUE]

ファジアーノ岡山は25日、GK谷口璃成(20/たにぐちりっせい)が日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀FCに育成型期限付き移籍すると発表した。加入期間は2024年1月31日までとなり、岡山との公式戦には出場できない。

香川県出身の谷口は、2022シーズンに明秀学園日立高校から岡山へ加入。初年度は公式戦出場なしに終わると、今シーズンもここまで出場機会を掴めない状況が続いていた。

JFLへ武者修行に出ることが決まった谷口は、両クラブを通じてコメントしている。

◆レイラック滋賀FC

「レイラック滋賀FCに関わる皆さん、初めまして!ファジアーノ岡山から加入しました、谷口璃成です。自分の長所は、どういう状況であっても地道に、チームのために積み上げられるところだと思っています」

「チームがどういう状況であっても、常に前を向き、チームの目標であるJ3昇格のため、自分の持っている全てを出し切ります。J3昇格、ともに成し遂げましょう!よろしくお願いします!」

◆ファジアーノ岡山

「このたび、レイラック滋賀FCに育成型期限付き移籍することになりました。昨年加入してから約1年半、チームの力になれておらず、悔しい毎日を過ごしていました。そんな中でも政田ではいつも前向きな言葉をかけてくださり、試合では横断幕を掲げ、31番のユニフォームを着て観に来てくださる方がいる。その現実が僕を何度も奮い立たせてくれました。しかし、この1年半では期待に応えられませんでした」

「今の自分の感情を整理した結果、今回の移籍に踏み切りました。僕が皆さんから受け取った期待は、結果でしか返すことができません。岡山のピッチに立ち、チームを勝利に導くことができる選手になるため、覚悟を持って戦ってきます。どこに行っても自分らしく、謙虚に、直向きにやり続けます。短い間でしたが、ありがとうございました!行ってきます!」

© 株式会社シーソーゲーム