青いカエル、6歳女の子が福井県内の公園で発見 専門家は「あまり見られず珍しい」

福井県坂井市のゆりの里公園で見つかった青いカエル

 福井県福井市の女児(6)が坂井市ゆりの里公園で青いカエルを見つけた。「初めて見た。とてもきれい」と喜び、自宅で大切に飼育している。

 女児は7月17日、家族と同公園に遊びに行き、水辺で跳びはねているカエルを発見。つかまえて家に持ち帰り、虫かごに入れて見守っている。

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 越前松島水族館(坂井市)によると、カエルはニホンアマガエル。一般的なニホンアマガエルは黄、虹、黒色の色素胞という細胞を持ち、環境に合わせて緑色や茶色などに体色を変化させる。先天的な遺伝子の異常で、黄色の色素を持たないため青色になったとみられる。

 同館職員は「青色の程度は変わるものの、他の色に変化することはないだろう。あまり見られず珍しい」と話していた。

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