ロザリア、【モトマミ・ツアー】がパリで閉幕「皆さんが私にとって最高の存在」

「今日で“モトマミ”が終わる」とロザリアがツイートしたのは、彼女の野心的な【モトマミ・ワールド・ツアー】の最終公演の数時間前だった。スペインのシンガー・ソングライターである彼女は、現地時間2023年7月22日に行われた【ロラパルーザ・パリ】でのラスト・パフォーマンスで約70日間の世界ツアーを終え、感動的なスピーチでツアーと【グラミー賞】を受賞したアルバム『モトマミ』を振り返った。

このスピーチで彼女は、「“モトマミ”が私に与えてくれた祝福は尽きることがなく、“モトマミ”はパリで終わります。このプロジェクトのおかげで、このアルバムのおかげで、多くの人が私を知ってくれました。皆さんにとても感謝しています。次の章がどうなるかはわかりません、いくつかのアイデアはありますが、わかりません。神のみぞ知る。世界中のファンの皆さん、私は皆さんを愛していますし、皆さんが私にとって最高の存在だということを知っていてほしい」と述べた。

ロザリアにとって初めてのグローバル・ツアーは、3大陸21か国で66公演が行われた。声明によると、世界中で約200万人の観客を動員したという。

ロザリアは以前米ビルボードに対し、異なるマーケットでのツアーについて、「ステージへの取り組み方、ステージが自分にとってどれほど神聖なものであるかは、大小にかかわらず、どこにいても変わることはありません」と述べ、観客の反応という点では、「さまざまな方法で感謝を示す文化があります。より大きな声(で示すタイプ)もあれば、より内面的なものもあり、それが悪いとか良いという意味ではありません。ただ違うだけなので、ステージ上では常に寛大であろうと心がけています」と語っていた。

ラテン・アメリカ、アメリカ、ヨーロッパを横断する【モトマミ】のフェスティバル出演は、3月の【ロラパルーザ・アルゼンチン】で幕を開けた。米ビルボード・ツアー・チャート“Boxscore”によると、フェスティバル出演に先立って行われた【モトマミ】のアリーナとシアター公演は、全世界で443,000枚のチケットを売り上げて3,370万ドル(約48億円)の興行収入をあげ、米ビルボードの2022年イヤーエンド“Top Ticket Sales”チャートで65位、イヤーエンド“Top Latin Tours”チャートで7位に入った。

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