硫黄が噴出、浴びた作業員は顔や背中などやけど 貨物船に積み込み中 市原の製油所桟橋

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 24日午前10時半ごろ、市原市姉崎海岸の出光興産千葉製油所の桟橋で、貨物船に硫黄を積み込んでいた男性作業員(28)=同市=が噴出した硫黄を浴び、顔や背中などをやけどする重傷を負った。男性は病院に搬送されたが、命に別条はない。

 千葉海上保安部によると、男性は複数の作業員とホースを使って硫黄を積み込む作業をしていた。海上への流出はなかった。同部は事故原因を調べている。貨物船はリベリア船籍で、桟橋に停泊していた。

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