三戸で今年初の猛暑日、弘前も34.9度 青森県内24日

青空の下、元気にプールで遊ぶ子どもたち=24日午後1時半、弘前市の城北ファミリープール

 高気圧に覆われた青森県内は24日、各地で気温が上昇し暑さの厳しい一日となった。三戸は最高気温35.6度と今年県内初の猛暑日を記録。弘前は猛暑日手前の34.9度、八戸33.2度、青森32.8度などで、県内23観測地点のうち21地点で最高気温が30度を超えた。

 弘前市の城北ファミリープールには夏休みを迎えた小学生の歓声が響いていた。元気いっぱいの子どもたちが強い日差しの中、流れるプールやウオータースライダーを楽しんでいた。

 友だちと遊びに来ていた同市の東小学校4年の青山瑛汰君(9)は「暑いので水が気持ちいい。ウオータースライダーが楽しくて、10回は滑った」と息を弾ませた。

 同日夕方時点で、熱中症の疑いで救急搬送された人は、三戸町を含む八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部管内で70~90代の男女4人、弘前地区消防事務組合管内で10~80代の男女3人だった。

 青森地方気象台によると、25日も県内は高気圧に覆われ気温の高い状態が続く見込み。

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