ヘンリー王子夫妻 米大統領専用機同乗を希望も即座に断られていた!エリザベス女王葬儀の帰りに

ヘンリー王子とメーガン妃が、昨年のエリザベス女王の葬儀の後、ジョー・バイデン大統領の専用機エアフォースワンでの米国帰国を拒否されていたという。帰国する際にヘンリー王子夫妻は、同専用機に一緒に乗せてもらえるか尋ねたものの、ホワイトハウスから断られたそうだ。

デイリー・メール紙に複数のバイデン政権や英政府関係者が明かしたところによると、英王室を離脱して米国に移住した後、王室内の人種差別を指摘したり、王子の回顧録『スペア』の中で父チャールズ国王や兄ウィリアム皇太子との確執を綴っていた夫妻を専用機に乗せることにより、英王室の気分を害するのではないかと懸念されていたという。

昨年9月のエリザベス女王の葬儀の後で、夫妻をエアフォースワンに乗せることについて、ある関係者は「検討すらされなかった」とした上で、「大騒動となっていたことでしょう。王室と新国王との関係に悪影響を及ぼしていたでしょうね」と話す。

クライシスコミュニケーションを専門とするアンディ・バー氏は、今年5月にはイギリス内での私費による警察の警護依頼を拒否した内務省に対する申し立ても退けられていたヘンリー王子夫妻と、ホワイトハウスは「少し距離を保つ」姿勢を示したかったのだろうとデイリー・ミラー紙に話している。

英王室を離脱してアメリカに移住した同夫妻について、「ヘンリーとメーガンは、世界中で敬意を示される王室の称号を手放す際の黄金ルールを忘れたのです。私達と同様の一般人となることを。バイデン側は、見た目や他の著名人に対する前例を作ってしまうことを心配していたでしょうね。もし『イエス』と言っていれば、それはどこまで行くのでしょう?次のインスタグラム投稿のためにカーダシアン家の1員も乗せてあげるのでしょうか?」「恐らくバイデン側は今も夫妻の警護に関する騒動に対してどう出るべきか検討中で、今後も夫妻から少し距離を保とうとするでしょう」と語った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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