“世界遺産の島” 宮島の6月来島者 過去最多の約31万人 広島サミットで観光地として注目度アップか 夏休み・紅葉シーズンにも期待

“世界遺産の島”・宮島を訪れた先月の来島者の数が31万人を超え、6月として過去最多を記録しました。

6月、宮島を訪れた観光客などの来島者は、統計を取り始めた1964年以降、最も多い31万3426人でした。

これは去年6月より8割近く増え、これまでで最も多かった2019年よりも1万人余り上回りました。

宮島観光協会では「新型コロナの5類移行に加え、G7広島サミットの首脳訪問で、観光地として注目が集まったためではないか」とみています。

2019年は外国人観光客の増加などで年間の来島者が最も多かった年ですが、ことしは月別で2月と3月も2019年を上回り、最も多くなっています。

宮島では「夏休みから秋の紅葉シーズンにかけて、さらに観光客が増えれば」と期待の声が上がっています。

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