男子ツアーがメジャーで再開 「全英」帰りの中島啓太、比嘉一貴らが北海道へ

中島啓太は全英オープン予選落ちの悔しさをぶつける連戦に(撮影/村上航)

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 事前情報◇恵庭CC(北海道)◇7441yd(パー72)

国内男子ツアーは3週間のオープンウィークを経て、今季2戦目のメジャー大会で再開する。日本プロゴルフ協会(PGA)が主催する一戦は、ことしで開催90回の節目を迎える。賞金総額1億5000万円(優勝賞金3000万円)をかけて27日(木)に開幕する。

舞台は北海道・新千歳空港から車で約30分の場所にある恵庭CC。池田勇太がツアー初優勝を遂げた2009年大会以来、14年ぶりに本大会をホストする。

静岡・グランフィールズCCで行われた前年大会は、3打差の首位で最終日を迎えた堀川未来夢がそのまま逃げ切り、メジャー2勝目を挙げた。

フィールドには連覇を狙う堀川のほか、ここまで賞金レースをリードする中島啓太、金谷拓実、岩田寛、永野竜太郎、蝉川泰果のランキングトップ5がそろい踏みした。中島、金谷、岩田、蝉川や平田憲聖、国内今季3戦目となる比嘉一貴は前週の海外メジャー「全英オープン」から連戦となる。中島は堀川、地元・北海道出身の片岡尚之と予選同組でプレーする。

当地での連勝がかかる池田や、19年大会を制した石川遼、大会3勝(10、12、18年)の谷口徹ら歴代覇者に加え、今平周吾、河本力ら多くの実力者が“プロゴルファー日本一”の称号を目指してエントリーした。時松隆光は16年に当地で行われた「ネスレマッチプレーレクサス杯」を制している。

昨季、史上初の6連勝で4度目の賞金王に輝いたプラヤド・マークセン(タイ)、片山晋呉、倉本昌弘、宮本勝昌らシニアツアーメンバーにも注目だ。

<主な出場予定選手>
堀川未来夢、池田勇太、石川遼、稲森佑貴、今平周吾、岩崎亜久竜、岩田寛、大槻智春、片岡尚之、片山晋呉、金谷拓実、河本力、木下稜介、倉本昌弘、蝉川泰果、谷口徹、時松隆光、中島啓太、永野竜太郎、比嘉一貴、平田憲聖、プラヤド・マークセン、宮里優作、宮本勝昌

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