第105回全国高校野球選手権記念静岡大会は7月25日、静岡県内2球場で準々決勝4試合が行われ、2年連続の甲子園出場を目指す第2シードの日大三島などがベスト4進出を決めました。春夏連続の甲子園出場を狙った常葉大菊川と春の東海王者で第1シードの加藤学園が姿を消しました。
清水庵原球場第1試合、第3シードの常葉大菊川は、中盤までリードしていましたが、7回にノーシードの東海大静岡翔洋に逆転を許し、準々決勝で涙を飲みました。東海大静岡翔洋は準優勝した第103回大会(2021年)以来2年ぶりのベスト4進出です。第2試合は、第4シードの浜松開誠館が第5シード掛川西を7回コールドで下し、創部初めての準決勝進出を決めました(2020年独自大会を除く)
シード校同士の対戦となった草薙球場第1試合は、第5シード藤枝明誠が9回に一挙4点を挙げて逆転し、悲願の夏初出場を目指した第1シード加藤学園を下し、優勝した第99回大会(2016年)以来7年ぶりのベスト4進出を決めました。第2試合、春の県大会準優勝の日大三島は1点を追う7回に3点を挙げ、聖隷クリストファーを退けました。
【7月25日:準々決勝試合結果】
【清水庵原球場】
<第1試合>
東海大静岡翔洋 100 010 300=5
常葉大菊川 030 000 000=3
<第2試合>
掛川西 000 000 0=0
浜松開誠館 006 100 ×=7
(7回コールド)
【草薙球場】
<第1試合>
藤枝明誠 000 000 014=5
加藤学園 000 100 100=2
<第2試合>
聖隷クリストファー 100 000 000=1
日大三島 000 000 30×=3