ナ中の首位攻防3連戦はブリュワーズが先勝 2位と1.5ゲーム差に

【レッズ2-3xブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

首位ブリュワーズを2位レッズが0.5ゲーム差で追うナショナル・リーグ中地区は、今日からミルウォーキーのアメリカンファミリー・フィールドで首位攻防3連戦がスタート。その初戦は9回裏にクリスチャン・イェリッチのタイムリーでブリュワーズがサヨナラ勝ちを収め、2位レッズとのゲーム差を1.5に広げることに成功した。ブリュワーズ4番手のデビン・ウィリアムスが5勝目(2敗)をマーク。レッズ6番手のアレクシス・ディアスはサヨナラ打を浴び、2敗目(3勝)を喫した。

ナ・リーグ中地区の首位攻防3連戦は、レッズの大型新人エリー・デラクルーズの先頭打者アーチかと思われた大飛球を中堅ジョーイ・ウィーマーが阻止するファインプレーで幕開け。ウィーマーの好守でレッズの先制点を阻止したブリュワーズは、1回裏先頭のイェリッチが四球と盗塁でチャンスメイクし、ウィリアム・コントレラスの先制タイムリーを呼び込んだ。しかし、レッズは3回表にデラクルーズが6号2ランを放ち、逆転に成功。6回裏に今度はブリュワーズの有望株サル・フリーリックがメジャー初本塁打となる1号ソロを放ち、試合は振り出しに戻された。

試合は2対2の同点のまま終盤に突入し、両軍のリリーフ陣による我慢比べに。ブリュワーズはチャンスにあと1本が出ず、7回裏無死2塁、8回裏一死2・3塁の勝ち越し機をいずれも生かせなかった。そして迎えた9回裏、ブリュワーズは先頭のブレイク・パーキンスが四球を選んで出塁すると、ジェシー・ウィンカーがヒットでつなぎ、無死1・2塁のチャンス。ここでイェリッチがしぶとくライト前ヒットを放ち、パーキンスが生還して劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

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