会員制の農家スナック!?十勝の生産者達が常連の「じゃがいも」が帯広にオープン

2023年4月、帯広駅や北屋台からほど近いエリアに誕生したスナック「じゃがいも」は、スナックと言いつつ美味しいお酒が飲める明るいバーのようなお店。農業が近い十勝ならでは食材やお酒に出会えます。

会員制の"隠れ家アジト"

大人の隠れ家なので、基本的にはメンバーズオンリー。でも、会員の方の紹介があれば入れたり、定期的に開催されるイベントでは非会員の方も行ける日があります。

お客様同士の交流も多く一人で来ても楽しい

明るくて気さくで元気な女将のマミさんは帯広にUターンし、農家の嫁でもある人物。だから十勝の農家との接点が深い!

農家でなくても、はじめて来るお客様でも、常連様でも、みんなを楽しませてくれるマミさんがみんな大好きで、店内はケタケタと心地いい笑い声に包まれます。まさにアットホームな空間。みんなと合流する前に1軒目として使ったり、〆の一軒としても◎

みんな大好き、女将のマミさん

"絶対おいしい"ナチュラルワインもずらり

ドリンクはクラフトジンやウイスキーなどさまざまありますが、十勝では珍しいナチュラルワインも揃います。ナチュラルワインも北海道のものもあればそうでないものもあり、共通点としては"絶対おいしいやつ"が揃います。

いつ来てもおいしいワインがずらり。

全国からゲストが訪れ一緒に特別なイベントを開催

また、女将は人脈が広く、月1回はマストのペースで女将の知り合いの面白いお店や人が都内などから駆けつけ、ポップアップのイベントとして営業します。たとえば都内で人気の「水曜日のカレー」のシェフが2日限りじゃがいもでカレーを提供したり、農家でパティシエの井村剛央シェフが3日間だけスペシャルコースを提供したり。

ときにはカレー屋!?原宿の「BLOCK HOUSE 水曜カレー」を迎えたイベントの日
農家でパティシエの井村剛央シェフによるコースイベントの日

スナックと一括りにするのはちょっと違和感がありますが、そんな楽しいお店です。オープンしてまだ間もないですが、最近は「ポテト」の相性で親しまれており「ポテトいこうよ」という発言をよく耳にするようになりました。

ときにはパエリアとワインの日。行く日によって表情が変わるお店!

スナック「じゃがいも」、ときどき「ポテト」。唯一無二の空間は、一回行ったらクセになるお店です。お客様同士の交流も多く、十勝の生産者の声が身近で聞けたりします。ありそうでなかった十勝ならではの農家スナック。まずはイベントに参加してみてはいかがでしょうか。

photo:watanabe yuki

じゃがいも

◾️所在地:帯広市西1条南10丁目6
◾️電話番号:非公開
◾️定休日:不定休
◾️会員申請方法:会員さんと一緒に行くorインスタをフォローしてイベントに参加してみよう!
◾️instagram:snuck_poteto

ライタープロフィール

鹿女 / 編集者 中村 まや

宮城県出身。グルメメディアの編集者から猟師へと転身。”鹿女まやもん”という愛称で親しまれている。おいしく命をいただくことをモットーに、鹿を獲るところから精肉まで一貫して行う。また、ロゴやパンフレットのデザイン制作やライター業、イベントの企画運営などフリーランスの編集者としても積極的に活動している。

© クリプトン・フューチャー・メディア株式会社