BTS ジョングク 初ソロ曲「Seven」ビルボードメインチャートで1位獲得!ファンへ喜びの思い伝える

BTSのジョングクがグループとしてだけでなく、ソロアーティストとしてもビルボードの頂点に立った。

ビルボードは現地時間の24日、公式SNSでジョングクが14日に発売した初のソロデジタルシングル「Seven」が、ジェイソン・アルディーン(
Jason Aldean)の「Try That In A Small Town」や、モーガン・ウォレン(Morgan Wallen)の「Last Night」などの強豪を抑え、「HOT 100」で1位を獲得したと発表。「HOT 100」はストリーミングをはじめ、ラジオ放送回数や音源販売量(ダウンロードとCD)を総合し順位をつける、ビルボードのメインチャートだ。加えてビルボード・グローバル200、グローバル200excl(アメリカを除く)でも1位を記録している。

これまでのK-POP史で「HOT 100」の1位を獲得したアーティストはBTS(6曲)と、同じくBTSメンバーのジミンのみ。そしてそしてジョングクは、1位を獲得した3番目のアーティストになっただけでなく、「Seven」が1958年に「HOT 100」が開始されて以来、チャート入りと同時に1位へと直行した記念すべき68番目の楽曲になったという。

特に注目すべきは、今回の「ホット100」1位記録は、ビルボードが昨年1人当たりの週間ダウンロード認定回数を4回から1回に減らし、さらに今月に入ってアーティスト公式ホームページのダウンロードを集計対象から除外、巨大ファンコミュニティーの影響力を減らし、チャートの敷居を上げてきた中での達成であることだ。

またジョングクは「Seven」を引っ提げ、アメリカの「2023 Summer Concert Series」や、イギリスの人気トークショー「The One Show」、BBCラジオ「ライブラウンジ」などに出演し、英米圏のメディアでライブ中心の活動を行った。さらに、大人向けの歌詞を盛り込んだ「エクスプレッションバージョン」をはじめ「アイリッシュミックス」「フェスティバルミックス」「ローファイミックス」などを発表し、ファンの需要を高めたことも、チャート成績へプラスに働いたようだ。

ジョングクはこの日の夜明け頃、韓国のファンコミュニティープラットフォームWeverse(ウィバース)に「もっと上に行こう」と喜びのコメントを残し、世界中のファンを熱狂させた。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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