子ども議会 “住み続けたい千葉市”に向け提案

子ども議会 “住み続けたい千葉市”に向け提案

 子どもたちが自分たちの住むまちの現状と課題を話し合う「子ども議会」。
 7月25日、千葉市で開催され、小学生たちが市長らに「住み続けたい千葉市」に向けた具体的な提案を行いました。

 公募で選ばれた千葉市内の小学校に通う5、6年生40人は子ども議会議員として、6つのグループごとに教育や福祉などの市政課題とその解決案を議会質問のように神谷市長ら執行部に発表していきました。

 こちらのグループは、街頭のごみ拾いを通じてごみ問題を考える地域イベント「ごみゼロクリーンデー」を広く知ってもらうため、参加者にエコバッグとTシャツを配布する取り組みを、市と協定を結んでいる民間事業者の協力で行ったらどうかと提案。

 こうした取り組みは、「環境や自然を大切にした魅力的なまちづくりにつながる」と訴えた子どもたちに対し、市側は、「民間を活用して、必要な予算の確保にも触れている。参考にしたい」と答弁しました。

 また、困っている人をいち早く支援するため、募金を活用した支援する体制の構築や、放課後の子どもの居場所となる空き家を活用した「どこでもこどもカフェ」の増設など、「住み続けたい千葉市」にしていくための子どもたちからの提案に対し、神谷市長は、謝意を示した上で「まちの将来を担う皆さんの提案を頼もしく思う。これからもさまざまな意見を寄せてほしい」と述べました。

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