愛知県西尾市の市制70周年で名鉄「復刻塗装列車」が走る 日本初「特別料金を必要としない冷房車」の塗装をイメージ

復刻塗装車両イメージ

名鉄はこのほど、西尾・蒲郡線を走る6000系ワンマン車両(2両1編成)に復刻塗装を施し、2023年9月9日から運行すると発表しました。

この企画は名鉄が西尾市・蒲郡市と締結した「名鉄西尾・蒲郡線に関する連携合意書」の合意事項である「地域とともに更なる観光推進」の一環として行われるものです。

「このたびの復刻により当時を懐かしんでいただくとともに、西尾・蒲郡観光活性化のコンテンツとして活用します」(名鉄)

復刻塗装は、かつて西尾・蒲郡線を運行していた5500系車両の塗装をイメージしたもの。同形式は1959年に日本で初めて「特別料金を必要としない冷房車」として登場し、2005年まで運行を続けました。

ライトピンクにダークマルーンの塗分け

運行初日には西尾駅東側歩行者連絡通路内「おいでっき」で復刻塗装列車の発車式が行われるほか、同列車を使った貸切列車の運行などが予定されています。

◆運行開始日時
9月9日(土) 吉良吉田駅 15:31発 普通蒲郡行きから

◆運行区間
主に蒲郡線で運行しますが、名古屋本線、犬山線等ほかの線区も運行します

※その他運行情報は、10月9日(月)まで名鉄ホームページで案内。

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