夏の高校野球福井大会2023ベスト4決定 シード4校が準決勝進出、甲子園常連の敦賀気比はコールド負け

第105回全国高校野球選手権福井大会 準々決勝・福井商業―敦賀気比 無失点の投球を続ける福井商業の先発川野仁輔=7月25日、福井県営球場

 第105回全国高校野球選手権福井大会第5日は7月25日、福井県内2会場で準々決勝4試合が行われ4強が出そろった。春の福井大会と同じく丹生、福井工大福井、北陸、福井商業が準決勝へ進出。前回の夏の福井大会で頂点に立った甲子園常連校の敦賀気比は、福井商業に敗れ涙をのんだ。

 第1シードの丹生は4-3で若狭を下し、準優勝した2019年以来4年ぶりに準決勝へ駒を進めた。福井工大福井は序盤の猛攻で敦賀工業を圧倒し、12-0の五回コールド勝ち。北陸は坂井に9-0で七回コールド勝ちし4強入りを決めた。

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 福井商業は9-0で敦賀気比に七回コールド勝ちし準決勝へ。何度も得点圏に走者を背負ったが、王者の得点を許さなかった。

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 敦賀気比は2015年の選抜高校野球大会で優勝し、北陸に初めて紫紺の大優勝旗をもたらした。また、大リーグのレッドソックスで活躍する吉田正尚(福井県福井市出身)などプロ野球選手を数多く輩出している。

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