静岡・裾野市の保育園で不適切保育…女性保育士2人が園児に「口がいらない」「耳が悪い」強い口調で注意

静岡・裾野市の保育園で、女性保育士2人が園児のことを「口がいらない」「耳が悪い」などと、強い口調で注意する“不適切な保育”を行っていたことが明らかになりました。

裾野市によりますと、不適切な保育をしていたのは、市立東保育園の年中クラスの女性保育士2人で、5月、返事をしない園児に対し、机をたたきながら「声が出ていない」など大きな声や強い口調で注意していました。また、2人は歌の指導で、歌詞を間違えた園児に「耳が悪いのかな」と言ったり、園児が書いた絵を「何を書いたのか」と何度も問い質していたということです。これらの行為は、6月に市への通報があり発覚。園内で録音された音声データも残されていました。

市と園は18日、保護者説明会で経緯を説明し、保育士2人もその場で謝罪をしたということです。市は、園の保護者を対象に臨時の相談窓口を設置し、「心配事があったら話してほしい」と呼びかけています。

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