足が折れてサビたメタルラックを復活させてみた

足が折れてサビたメタルラックを復活させてみた

完成写真

レシピの概要

かかった費用

2000円

所用時間

半日

材料

メタルラック25mmタイプ4段(1セット)
丸棒(21mm径)(1本)
メッキ調スプレー(1本)

工具

ディスクグラインダー
ダスター
ワイヤーブラシ

作り方

STEP1

長い事保管していたメタルラックの棚が4段。一応これは使えるのですが・・・

STEP2

4本ある足のうちの1本を、以前使っていた場所の間取りに合わせて(ネジ部分ではない箇所を)2カ所切断して3分割してしまっていたのです。こんな事する人は滅多にいないとは思いますが、なんとかこれを使えるようにできないかと考えました。

STEP3

湿気の多い倉庫に長年保管していたせいで、全体的にサビだらけになってしまっていたので、まずはこのサビを落とさなくてはなりません。なかなかのヒドい錆具合です。。。

STEP4

そこで、ワイヤーブラシの細いのと太めのタイプを用意して使ってみました。

STEP5

表面の錆はワイヤーブラシで擦るとけっこう落ちてくれます。

STEP6

見るからにサビだらけだったポールの表面が・・・

STEP7

擦ってカスをダスターで吹き飛ばしウエスで拭いたら、まあまあの光沢になってきました。

STEP8

この調子で全体にワイヤーブラシをかけていき、時間はかかりましたが錆はかなりの割合で落ちてきました。

STEP9

でもやっぱり完全には落としきれず、こびりついて金属に食い込んでいる錆は擦っても取れないので、こちらのメッキ調スプレーを使ってみます。

STEP10

特に錆の落ちなかった部分を中心にメッキ調スプレーを吹いていきます。

STEP11

メタルラックで定番の「Luminous」ですが、このロゴは残しておきたいので、でも外すと破損するかもしれないし位置が分からなくなるので、

STEP12

ここだけマスキングしておきました。これでロゴパーツだけは守られます。

STEP13

メッキ調スプレーが吹き終わって乾かしてマスキングテープを剥がしたら・・・

STEP14

錆はほとんど目立たなくなり、かなり元の状態に近づいてきました。

STEP15

で、肝心の切断した足ですが、溶接でもしようかと思っていたところ、たまたま21mm径の木材の丸棒が余っていて突っ込んでみたら入ったので、これでひとまず合体させてみることにしました。

STEP16

25mm規格のパイプに対して、21mmの丸棒を入れましたが少しだけ隙間があるので棒に防水テープを一巻きしたらピッタリになりました。パイプの内径は22mmくらいかもしれません。

STEP17

グラインダーの切断砥石で切断したので、少なくとも1~2mmくらいは削ってしまっていて長さが足りないはず。と思ったのに・・・切り方が荒かったためか、パイプを回して長くなる合わせ目で固定したら奇跡的に他の3本のパイプと同じ長さになりました!

STEP18

なのでこのまま仕上げにアルミテープを巻いて修復完了としました!ラックには重い物を乗せないし、3本が頑丈であれば1本の中身に木の棒が入っていても問題ないだろうというDIYならではの考えです。

STEP19

段の固定に必要なこのパーツを無くしてしまい、どうしても見つからないので新たに購入しました。1000円くらいです。

STEP20

ついでに足の長さを微調整できるパーツとシリコンのカバーを付けておきました。

STEP21

ゴムハンマーでコンコンコンと軽く叩いてやりながらはめていくとピッタリ収まります。叩きすぎに注意です。

STEP22

長くなりましたが・・・これでなんとかメタルラックのカタチになり、完成です!補修前とは大違いの見た目です。強度も問題無し!(たぶん)

レシピのコツ・ポイント

メッキ調スプレーは乾いた後もある程度粉が残るので布などで拭いてやると触った時に手に付いたりしにくくなります。棚の上にテーブルクロス用のクリアーシートを敷いたらさらに物が置きやすくなりました。

やってみた感想

何年も放置していたメタルラックがやっと復活できて役立てられるので嬉しいです!溶接も試してみたかったですが、これで十分だったので溶接はまたの機会となりました。

レシピを書いた人

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