【北京共同】ロシア国防省は25日、ショイグ国防相率いる代表団が同日から27日の日程で北朝鮮を訪問すると発表した。27日は朝鮮戦争(1950~53年)休戦協定締結から70年で、これに合わせた記念式典に出席する。北朝鮮は27日を対米戦争の「戦勝日」と定めており、ショイグ氏の訪朝でロ朝両国は米国に対する共闘姿勢を強調するとみられる。
ロシア国防省は代表団訪朝が両国の軍事的連携を深め、協力強化のための「重要なステップとなる」と指摘した。
中国も26日から李鴻忠・共産党政治局員をトップとする代表団を派遣する予定。北朝鮮は、中国とロシアとの高官往来を今後本格化させる可能性がある。