残留争う金沢、山形からMF加藤大樹を完全移籍で獲得!「またこの街とこのクラブに戻って来られたことに感謝」

[写真:©︎J.LEAGUE]

ツエーゲン金沢は25日、モンテディオ山形からMF加藤大樹(30)の完全移籍加入を発表した。

加藤は2016年に加入したレノファ山口FCでプロデビュー。その後、2シーズン過ごした金沢を経て2020年から山形に活躍の場を移すと、昨シーズンは明治安田生命J2リーグで38試合に出場して6ゴールの成績を残した。

今シーズンもここまで公式戦22試合に出場して、5ゴール1アシストを記録。J2リーグでの先発は9試合にとどまっていたが、直近のV・ファーレン長崎戦では2ゴールを挙げる活躍で5-1の大勝に大きく貢献していた。

現在、21位と熾烈な残留争いに身を置く古巣に4年ぶりの復帰が決まった加藤は、両クラブを通じてコメントしている。

◆ツエーゲン金沢

「モンテディオ山形から移籍してきました加藤大樹です。またこの街とこのクラブに戻って来られたことに感謝しています。チームの成長と自身の成長のために全力を尽くします。よろしくお願いします」

◆モンテディオ山形

「この度ツエーゲン金沢に移籍する事となりました。残りのサッカー人生や自身の成長を考えこのような決断をさせてもらいました。そして、3年半在籍させて頂きチームとしての目標を達成できないまま去る事を申し訳なく思います」

「山形では豊かな自然や美味しい食に心と身体を癒され、出会った多くの人に支えられ応援してもらい、沢山の愛情を感じる事ができました。山形はこれからも僕と家族の中で大切な場所です。3年半本当にありがとうございました。最後NDソフトスタジアム山形で雄叫びをあげる事が出来てよかったです」

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