鈴鹿8耐:ホンダワークスから長島哲太が参戦、レクオーナは代役でMotoGPへ。チーム名は『Team HRC with 日本郵便』に

 7月25日、ホンダは三重県の鈴鹿サーキットで8月6日に開催される『2023FIM世界耐久選手権(EWC)世界耐久選手権“コカコーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会』の参戦体制を新たに発表した。

 ホンダは6月27日にイケル・レクオーナ、チャビ・ビエルゲ、高橋巧で鈴鹿8耐に参戦することを明かしており、長島哲太がリザーブとなっていた。

 しかし、7月の鈴鹿8耐テストでは長島が足の怪我から復帰。彼を含む4人で走り長島がトップタイムをマーク。さらに、MotoGPではアレックス・リンス(LCRホンダ・カストロール)の怪我が長引いており、レクオーナが鈴鹿8耐と同日開催のMotoGP第9戦イギリスGPで代役参戦をすることになった。

 そのため、2023年の鈴鹿8耐は高橋巧、長島哲太、チャビ・ビエルゲの3名でホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SPを駆ることに。そして、チームは新たなパートナーとして日本郵便株式会社を迎え『Team HRC with 日本郵便』として参戦することに決まった。

2023鈴鹿8耐:Team HRC with 日本郵便のホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP

■長島哲太(HRCテストライダー)
「今年も鈴鹿8耐に参戦できることになりました。機会をくださったHondaならびにHRCの関係者の皆様には、改めて感謝いたします。前回の公式テストでの感触も非常に良かったので、手応えは感じていますが、8月の本番に向け気を抜くことなく、万全な状態に持っていきたいと思っています。Team HRCの連覇に貢献できるように頑張りますので、ファンの皆様のご声援をよろしくお願いします」

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