小学校教諭、15歳少女にわいせつ行為で懲戒免職「感覚がまひしていた」 兵庫県教委が3件の処分発表

兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県教育委員会は25日、愛知県警北署に児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)容疑で6月27日に逮捕された兵庫県太子町立小学校の男性教諭(53)を懲戒免職にするなど、3件の処分を発表した。

 県教委によると、男性教諭は1月14日、名古屋市内のホテルで15歳だった少女に現金7万円を渡し、わいせつ行為をした。交流サイト(SNS)で「大人の関係募集」などと呼びかける少女の書き込みを見たという。県教委の聞き取りに対し「未成年に対するわいせつ行為はいけないという感覚がまひしていた」などと述べた。

 また、酒気帯び運転の疑いで兵庫県警西宮署から事情聴取を受けた西宮市立小学校の男性教諭(26)を停職6カ月に。自家用車を運転中に人身事故を起こした播磨東地区の市立小学校長(59)を戒告とした。(大橋凜太郎)

© 株式会社神戸新聞社