広島市の駅前テナントビルで25日、外壁に設置された看板のフレーム部分が、通路に落下する事故がありました。けが人はいなかったということです。
看板フレームが落下したのは、広島市佐伯区五日市駅前1丁目の「アイスタ五日市」です。
店舗を運営管理する中国SC開発によりますと、25日午前11時前、清掃担当者が店舗入り口付近の通路で、看板フレーム1枚が落ちているのに気がついたということです。
看板フレームは店舗の外壁に設置されたもので、店舗の3階部分の位置から25日午前中に落下したとみられています。
フレームは長さ約1.6メートル、重さ2~3キロのステンレス製だということです。
この事故によるけが人はいないということですが、中国SC開発は看板の緊急点検を行うとともに、付近を立ち入り禁止にするなどの処置をとっています。
落ちたフレームはネジ止めされていたということで、中国SC開発が落下の原因を調べています。
中国SC開発は「たいへん申し訳なく、点検を強化し、安全安心にご利用いただけるよう対応してまいります」とコメントしています。