尾道市が妊娠中の女性に送ったチラシに「意図がわからない」などと批難が殺到し、送付を中止する事態となりました。
尾道市が妊娠７カ月の女性に発送していたチラシ「先輩パパからあなたへ」は尾道市内の小さな子どもを持つ男性約１００人が妻の産前産後を振り返ったアンケート結果をまとめたものです。
チラシには「妻にしてもらってうれしかったこと」として１位は家事、２位育児、３位マッサージといった結果を紹介しているほか「妻のこういう態度、言葉が嫌だった」という質問に対して「わけも分からずイライラしている。少しのことでイライラして当たられる」といった回答を紹介しています。
尾道市 健康推進課 高橋彰課長「性別による役割に固定的にとらえる助長する表現内容になった。こちらの配布を（２４日）中止させていただいたところです」
尾道市には２４日からメールや電話で１６０件を超える批判や指摘が相次いでいて、今後の対応を検討しているということです。
