「そりゃ負けるだろ」ソフトバンク 近藤、柳田がベンチで勝ち確信のヘラヘラ直後にサヨナラ負け…緊張感のなさにファン怒り

(写真:時事通信)

かつてない苦境に立たされているパ・リーグの“常勝軍団”ソフトバンク。ファンからは成績だけでなく、チームの“雰囲気”にも怒りの声が飛び出している。

11連敗で迎えた7月24日に行われたロッテとの試合。ソフトバンクは1回表にロッテの大エース佐々木朗希投手(21)から1点を奪い、点を許すことなく迎えた9回裏。守護神オスナ選手(28)がマウンドに立ち、1塁にランナーを背負うもついにあとアウト1つでゲームセットというところに。しかし、代打の角中勝也選手(36)に逆転サヨナラ2ランを放たれ、サヨナラ負け。

前日の試合でも、10回裏にサヨナラ負けを喫しただけでなく、これで12連敗。これは54年ぶりの数字だ。

「9回裏のマウンドに立ったオスナが自らゴロを捕球してサードランナーにタッチアウトをとるなど、迫真のプレーで2死までロッテを追い込んでいました。なんとか連敗記録を食い止めようと必死だったのでしょう。

しかし、まさかのサヨナラ負けにオスナ選手は膝をついて放心状態。ホームランが打たれた瞬間、ベンチの選手たちもあ然としていました」(スポーツ誌記者)

不名誉な記録を更新し、正念場に立たされたソフトバンクだが、ファンからは厳しい声が。その発端になっているのは、サヨナラ負け直前の9回裏2アウト時のベンチでの選手たちの様子をおさめた動画。

動画には、笑顔で手やベンチをたたき喜ぶ近藤健介選手(29)や柳田悠岐選手(34)の様子が。その姿からは勝利を確信し、連敗街道から抜け出す喜びが伺えた。しかし、その直後にホームランを放たれ敗戦。別の動画では、ホームランを放たれた直後に表情を一変させ「やば」とつぶやく柳田の姿があった。

2アウトとはいえ、1点差かつランナーを背負い、一発が出ればサヨナラ負けという状況にありながら、余裕の態度を見せていたソフトバンクの選手たち。11連敗中とは思えぬ、緊張感のなさにネット上では厳しい声が続出した。

《ソフトバンクの選手、何で9回裏2アウトの時点でヘラヘラ、ヘラヘラ笑ってたんだろう。そりゃ負けるだろ》
《まだ終わってないのにヘラヘラしてたソフトバンクベンチの姿 贔屓チームじゃないけどあれはダメだ》
《いや…いやいやいやいや…ソフトバンク…まじかよ…嘘やろ…これ、マジでどうやったら勝てるようになんねん。ただ、今の2アウトの後のベンチがヘラヘラしてたので危機感ねぇわ。こいつら。負けるべくして負けとるかもしれん》
《大型連敗中とか抜きにして,グラウンドで戦ってる選手とそのときベンチにいる選手で温度差があるって普通にチームとして最悪でしょ.ましてや一打サヨナラの場面でベンチが気を抜くなんてありえない》

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