朝ドラ・池田鉄洋演じる福治の言葉に、視聴者怯える「伏線?」

草花を愛する主人公・槙野万太郎が植物学の世界に進み、多くの人々と出会う連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。7月25日放送の第82回では、長屋の住民に誘われて、万太郎が出かけるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

万太郎の様子を見守る福治(池田鉄洋)、倉木(大東駿介)、ゆう(山谷花純)(C)NHK

万太郎(神木隆之介)と寿恵子(波辺美波)の間に園子が生まれ、その知らせを聞いた姉・綾(佐久間由衣)と相棒・竹雄(志尊淳)は大喜び。槙野夫婦の変化や万太郎の図譜発行を受け、2人は新しい酒造りに挑戦することを決意する。

それから8カ月がたち、園子は長屋の住人たちにかわいがられすくすくと成長していく。一方、万太郎は住人の一人・ゆう(山谷花純)から引っ越しの手伝いに駆り出される。その道中、大きな池を見つけた万太郎は大興奮で植物採集をはじめるのだった。

今回の放送では、万太郎と一緒に引っ越しを手伝っていた福治(池田鉄洋)が、はしゃぐ万太郎を見て「万ちゃんは、恐ろしくならないのかね?」「楽しけりゃ楽しいだけ、どっか怖くなるからさ」とつぶやくシーンがあった。

福治のセリフに対し、SNSでは「福治さん、わかるわぁ」「私もネガティブな人間だから良いことのあとは・・・って思っちゃう」と共感の声が相次ぎ、「この先を暗示するつぶやきだろうか」「福治さん、フラグたてるのやめて~(涙)」など、今後の展開におびえる人も。

また、第81回でもラストに雷鳴が響く不吉な終わり方をしたことから、直後に放送された朝番組『あさイチ』で、MCの博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが「幸せそうで楽しそうですけど、2日連続終わり方が不穏よね・・・」と心配そうに話す一幕も。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。7月26日放送の第83回では、福治の心配をよそに、万太郎は池である植物を発見する。

文/つちだ四郎

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