昨年の航空貨物取扱量で世界一

この数年間、世界の航空業界は数々の課題に直面したものの、国際空港評議会(ACI)が発表した最新のデータによると、 香港国際空港は2022 年に合計420 万トンの貨物を取り扱い、 空港別貨物取扱量ランキングで再び世界一に輝いた。現在、香港国際空港では滑走路3本体制への拡張計画と並行して、航空貨物サービスを強化するためのさまざまなプロ ジェクトが進行中。主要プロジェクトの 1 つである DHLセントラルアジアハブの拡張は、すでに今年の第 1 四半期に完了。貨物処理能力を 5 割向上させた。またアリババ グループの物流企業である菜鳥が主導する合弁会社が手がけるプレミアム物流センターの開発は今年 中に完了する予定。 さらに新たな海・空複合貨物輸送モデルの導入に向けて、粤港澳大湾区の都市の東莞での「香港国際空港ロジスティクスパーク」設立と、香港国際空港の制限区域内におけるインターモーダル貨物埠頭の新規設置を進めており、試験計画も順調に実施されている。

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