「バフっという音が」男女が乗ったSUPがしぼむ・・・ 自力で泳いで無事救助 広島

25日、広島県尾道市の沖合で、乗っていたSUPの空気が抜けた男女が、自力で近くの浜まで泳ぎ、海上保安部に救助されました。

海上保安部に救助されたのは、いずれも福山市に住む、23歳の男性と26歳の女性の2人です。

尾道海上保安部によりますと、25日午後1時前、尾道市向島の海岸付近から2人乗りのSUP(長さ10.6フィート)に乗っていたところ、2人は、およそ50分後にSUPがしぼんだため、危険を感じて近くの浜まで自力で泳ぎ、救助を要請したということです。

通報からおよそ1時間後、2人は海上保安部の巡視船「からたち」に救助されました。2人にけがはなかったということです。

2人が救助された海上周辺は浅瀬になっているところも多いということですが、SUPの空気が抜けた原因については分かっていないということです。

2人は「バフっという音が聞こえ、徐々にSUPがしぼんだ」と話しているということで、海保がいきさつを調べています。

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