【B1横浜BC】新体制を発表 悲願成就へ「横浜一丸」 横浜BUNTAIでホームゲームも

タイトル獲得への決意を語った横浜BCの青木監督(前列中央)と選手ら=たきがしら会館(C)B-CORSAIRS

 B1横浜BCは25日、横浜市磯子区のたきがしら会館で、2023―24年シーズンの新体制発表会見を開いた。主将森井健太(27)は、クラブ史上初の4強入りを遂げた昨季の手応えを胸に「その上にいくためには全員の力が必要。選手、スタッフ、ファンも横浜一丸となって優勝できる」と共闘を求めた。

 タイトル獲得が至上命題となる新シーズンに向け、インサイドの要となるジョシュ・スコット(30)ら4人を補強。エース河村勇輝(22)らも健在で、竹田謙ゼネラルマネジャーは「昨季の反省を今季につなげてくれると思うし、新加入の4人も素晴らしい経験がある」と期待を寄せた。

 就任3季目となる青木勇人監督は、強みであるアップテンポな攻撃と強度の高い守備の昇華を掲げ、「一人一人の選手の戦い、成長を楽しみにしてもらいたい」と自信を
のぞかせた。

 新スローガンは海賊旗を掲げるとともに、信念を貫いて戦う覚悟を示した「FLY THE FLAG」。白井英介社長は「かなり高いところに旗を掲げた。横浜の誇りを背負って戦っていきたい」と力を込めた。

 来年4月に開業予定の横浜BUNTAIでのホームゲーム開催や、横浜国際プールへのウッドコート導入も発表された。横浜BCは10月7、8日に敵地での京都戦で開幕。同21、22日に昨季のリーグ覇者琉球を横浜国際プールに迎え、ホーム開幕戦を戦う。

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