1部復帰のアラベス、マドリーからU-21スペイン代表MFブランコを完全移籍で獲得

[写真:Getty Images]

アラベスは25日、レアル・マドリーからU-21スペイン代表MFアントニオ・ブランコ(23)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。

2013年にレアル・マドリーのカンテラに加入したブランコは、以降各カテゴリーで主力を担ってきた176cmのインテリオール。スペインの年代別代表の常連でもあるエリートMFは、2018年にカスティージャへ昇格。2021年4月に行われたラ・リーガのヘタフェ戦ではトップチームデビューも飾っている。

ボール奪取能力と豊富な運動量、正確な繋ぎに定評がある生え抜きMFは、昨夏よりカディスへ武者修行に出ていたが、出場機会を得られず、今冬に契約を解消し、活躍の場をアラベスに移すと、公式戦18試合に出場。チームは昇格プレーオフを勝ち抜き、1年でのプリマヴェーラ昇格を決めた。

また、2021年6月に行われたリトアニア代表戦でフル代表デビューを飾ったブランコは、U-21スペイン代表として先月行われたU-21欧州選手権に参加。全試合に出場しチームの準優勝に貢献した。

© 株式会社シーソーゲーム