「また集めたくなっちゃう!」シルバニアファミリーに母世代もわくわく 横浜人形の家で企画展

沢山のキャラクターを前に「あれもかわいいね」などと話す来場者=横浜市中区の横浜人形の家

 日本で誕生し、英国や米国など50の国と地域で愛されている「シルバニアファミリー」の世界観を表現する展示が10月15日まで、横浜人形の家(横浜市中区)で開かれている。来場した子どもだけでなく、少女時代を懐かしむ母親らも「また集めたくなっちゃう!」と声を弾ませていた。

 会場にはミニチュア制作のプロ作家らが近隣のホテルニューグランド(同)や眼鏡店などを精巧に表現した作品11点のほか、新旧の66ファミリーがショーケースに勢ぞろいしている。

 同市保土ケ谷区から母親と訪れた女児(11)は、5歳の頃からシルバニアファミリーに夢中だという。母親(43)が幼少期に遊んだものも受け継いでいるといい、あふれんばかりの力作を前に「こんなふうに工夫をして街も作ってみたい」と笑顔で想像を膨らませた。

 午前9時半から午後5時(入場は同4時半)まで。入館料は大人千円、小中学生500円。問い合わせは同館電話045(671)9361。

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