伝説の真珠を巡る家族の大騒動 成年後見制度の問題も描く 「親のお金は誰のもの 法定相続人」秋公開決定

映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」の劇場公開が2023年秋に決まり、比嘉愛未と三浦翔平がダブル主演を務めることが発表された。

「親のお金は誰のもの 法定相続人」は、相続と家族について描いた作品。2000年に施行された「成年後見制度」の問題を描きながら、時価6憶円の値打ちを持つ伝説の真珠を巡る、ある家族の大騒動が展開される。予想外の連続に、学び、笑い、涙する、ハートフルなエンターテイメント作品になっている。

ダブル主演を務めるのは、テレビドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する比嘉愛未と三浦翔平。比嘉演じる大亀遥海は、三重県の伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親を持つ三人姉妹の三女。また三浦翔平演じる城島龍之介は、成年後見に注力している弁護士で、あることをきっかけに大亀家と関わりをもつことになる。遥海の両親を三浦友和と石野真子が演じるほか、浅利陽介、小手伸也、山﨑静代、松岡依都美、田中要次が出演する。メガホンを取るのは、「利休にたずねよ」「天外者」などの田中光敏監督。

比嘉愛未、三浦翔平らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■比嘉愛未(大亀遥海役)
今回、ずっとご一緒したかった田中光敏監督。そして私のドラマデビュー作品でもあるNHK朝ドラ「どんど晴れ」の脚本家でもある小松江里子さん。このお二人の作品に呼んで頂き、とても嬉しく光栄でした。
成年後見人という制度から起こる、家族の人間模様が丁寧に、シリアスになり過ぎず、むしろ面白くて思わず笑ってしまうような軽快さがあるこの作品。
舞台となった伊勢志摩の自然や文化などの美しさも必見です‼︎家族との向き合い方を改めて感じて頂けるのではと思っております。ぜひご期待下さい。

■三浦翔平(城島龍之介役)
コメディ?ハートフル?ジャンル分けをしちゃいけない、色んな意味で「振り幅が広い」映画になりましたね。「法律」「相続」「真珠」「家族」テーマはしっかりとしていますが、どのキャラクターも遊び心満載で、キャラクターの心情もそれぞれ異なっているので、何回か見て頂けると、より楽しめると思います。
最後は見事に田中監督のマジックにかかってしまいました。是非、劇場で楽しんでください。

■三浦友和(大亀仙太郎役)
舞台は三重県志摩市です。志摩といえば真珠です。私は伝説の真珠職人を演じています。英虞湾の美しさを今回初めて知りました。今まで経験のない絶景でした。真珠職人の方々、志摩市の方々の心からの応援おもてなしをいただき、遺産相続にまつわる決して他人事ではないお話を、シビアにコミカルに描いた素敵な映画ができました。

■石野真子(大亀満代役)
伊勢志摩のターコイズブルーに輝く美しい海に囲まれその海と共に真珠の命を育む腕利きの養殖家の役をさせていただきました。大切な核入れなど、真珠について色々教わり体験ができ、より一層真珠の輝きに魅了されました。また、地元の方々にも大変お世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。

「親の金は誰のもの 法定相続人印」
タイトルはドキッとしますけど、訳すと愛されたかった、愛したかったなのかな?

家族って、親子って
夫婦って、、、。
意識していても、しなくても、
いつも根底にあって知らず知らずに揺さぶられているものですねぇ。。

■田中光敏監督
テーマは愛と許し。私たちが生きていく中で、やがてやってくる相続問題。
その「相続」を笑いと涙と家族の織り成すエピソードで楽しく描いていきます。今回 、コメディタッチ で楽しい作品作りを目指し、たくさんの個性的な実力派俳優たちに参加していただき、それぞれの役柄を見事に演じていただきました。観ていただくお客様の中には 、「きっとこれは私の家の話かも?」「うちもそろそろ考えなきゃ!」など、共感できるエピソードや登場人物に出会うことだと思います。
是非、「オヤ金 」、最後の最後まで楽しめる作品となっているので 、お楽しみください。
観る度に新しい発見がある物語だと思います。

【作品情報】
親のお金は誰のもの 法定相続人
2023年秋、全国ロードショー
配給:イオンエンターテイメント、ギグリーボックス
🄫2022「法定相続人」製作委員会

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