東証、午前終値13円安 一時200円近く下落も

 26日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が前日終値を挟んでもみ合う展開となった。主要企業の2023年4~6月期決算発表が本格化するのを前に、手がかり材料を欠いた。いったん利益を確保する売り注文が優勢となり、200円近く下げる場面もあった。

 午前終値は前日終値比13円51銭安の3万2669円00銭。東証株価指数(TOPIX)は2.79ポイント安の2282.59。

 取引開始直後は前日の米株高を好感し、上昇した。ただ勢いは続かず、下落に転じた。国内企業の決算発表に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策が決まるのも控えており、前日終値付近で推移した。

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