ミランのムサ獲得交渉は停滞…バレンシアは約39億円以上の移籍金を要求

[写真:Getty Images]

ミランが獲得を目指すアメリカ代表MFユヌス・ムサ(20)の獲得について、バレンシアはより高額を求めているようだ。

イタリア代表MFサンドロ・トナーリをニューカッスルへ売却した一方、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチやスイス代表FWノア・オカフォーを獲得し、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼの加入も間近に迫るミラン。現在はムサの獲得を目指し、バレンシアと交渉を進めている。

ただし、移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、現在は金銭面の開きから交渉が停滞しているとのこと。ミランはムサの移籍金を1800万ユーロ(約28億円)と評価しているのに対して、バレンシアは2500万ユーロ(約39億3000万円)以上を求めているという。

一方で、ムサはミラン移籍のみを希望している模様。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、すでに他クラブからのオファーには断りを入れると同時に、これ以上のバレンシア残留も望まず、個人トレーニングを続けているとのことだ。

ミランも引き続きムサの獲得に熱心であり、今後移籍金を増額する可能性もあることから、交渉の行方が注目されている。

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