【レンジャーズ３－４アストロズ】＠ミニッツメイド・パーク
アストロズは３点リードの９回表に守護神ライアン・プレスリーがミッチ・ガーバーに５号２ランを浴び、１点差に詰め寄られたものの、４対３で逃げ切って首位レンジャーズに連勝。これで首位レンジャーズと２位アストロズのゲーム差は１に縮まり、明日にも両軍が首位タイで並ぶ可能性が出てきた。アストロズ先発のＪ・Ｐ・フランスが７回５安打１失点（自責点０）の好投で６勝目（３敗）を挙げ、プレスリーは24セーブ目。レンジャーズ先発のイェリー・ロドリゲスにメジャー初黒星（０勝）が記録された。
３連戦の初戦を制したアストロズは、２回裏にチャス・マコーミックのタイムリー二塁打とコリー・ジョークスの犠飛で２点を先制。６回表に遊撃ジェレミー・ペーニャのタイムリーエラーで１点を返されたものの、６回裏にカイル・タッカーが18号ソロ、７回裏にはマーティン・マルドナードが８号ソロを放ち、４対１とリードを広げた。先発のフランスは84球で７イニングを投げ抜き、８回表は２番手のヘクター・ネリスが走者を出しながらも無失点。３点リードの９回表に守護神プレスリーが２ランを被弾したものの、１点差で逃げ切った。
ア・リーグ西地区は６月末の時点でレンジャーズが２位アストロズに４ゲーム差をつけて首位を走っていたが、７月に入って20試合で10勝10敗とやや失速。この間に20試合で13勝７敗と６つの貯金を作ったアストロズが一気に１ゲーム差に迫った。投打の主力に故障者が続出しながらも代役が必死に穴を埋め、着実に白星を重ねている昨季王者アストロズ。６年連続で少なくともリーグ優勝決定シリーズまで駒を進めるなど「勝ち方」を知っているチームであり、ア・リーグ西地区の首位が交代する日も近そうだ。
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