神秘的 夜の海の生き物に熱視線 天満屋岡山店 すいぞくえん開幕

夜の海をイメージした水槽を漂うクラゲに見入る子どもら

 多彩な海の生き物が集まる「てんまや夏の夜のすいぞくえん」(RSK山陽放送、山陽新聞社主催)が26日、岡山市北区表町の天満屋岡山店6階葦川(いせん)会館で開幕した。照明を落とした会場には神秘的な“夜の海”の世界が広がり、親子連れらがカラフルな熱帯魚など約80種1550匹の展示を楽しんでいる。

 色とりどりのイルミネーションで演出した「虹色の世界」「癒やしの空間」といった七つのゾーンを用意。オーロラのような光に照らされたオレンジ色のカクレクマノミ、円柱状の水槽を漂うミズクラゲなどが来場者の目を引いている。

 優雅に泳ぐアカウミガメやつぶらな瞳のコツメカワウソは餌やり体験が可能。手渡しでカワウソに餌をやった子どもたちは「かわいい」「手が柔らかいね」と歓声を上げていた。

 家族で訪れた倉敷市立倉敷南小2年の女児(7)は「ネコザメが大きくてびっくり。水槽の色が変わってきれいだった」と喜んだ。

 8月21日まで。午前10時~午後6時(最終日は同5時まで)。入場料は中学生以上900円、3歳~小学生600円、2歳以下は無料。

神秘的な夜の海の世界が広がった「てんまや夏の夜のすいぞくえん」の会場
コツメカワウソに餌をやる家族連れ

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