テイラー・スウィフト、「アンチ・ヒーロー」がSpotifyで10億再生突破したことに感謝

テイラー・スウィフトの「アンチ・ヒーロー」がSpotifyで10億回再生されたことを受け、現地時間2023年7月24日に彼女は自身のインスタグラム・ストーリーズに「Thanks a billion guys」(みんな、本当にありがとう)と頭が爆発する絵文字を添え、このニュースを再投稿した。

Spotifyで10億回再生された楽曲群に、これでテイラーの曲が4曲追加されたことになる。ほかの3曲は、『1989』のシングル「ブランク・スペース」と「シェイク・イット・オフ」、そして『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のサウンドトラックでゼインとコラボした「アイ・ドント・ワナ・リヴ・フォーエヴァー」だ。Spotify独自のプレイリストによると、これまで計449曲が10億回以上再生されている。

「アンチ・ヒーロー」がこの王台に乗るのは時間の問題だった。2022年10月にリリースされた、自己嫌悪を歌ったこのシンセ・ポップ・ソングは、米ビルボード・ソング・チャート “Hot 100”でテイラーにとって最長記録の通算8週1位を獲得し、9曲目のNo.1ソングとなった。

この楽曲は彼女にとって、これまでで最も成功した曲のひとつだが、本人は「アンチ・ヒーロー」がこれほどヒットするとは予想していなかったようだ。『ミッドナイツ』の共作者でプロデューサーのジャック・アントノフは、この曲がリリースされる前に彼女が、歌詞があまりにも“奇妙で個人的”であることから“No.1になるとは思わない方がいい”と話していたと振り返っている。

2022年10月21日に『ミッドナイツ』がリリースされる前に、テイラーはインスタグラムに投稿した動画で、「私は自分の人生が手に負えないほど大きくなってしまったという考えに割と苦しんでいるんです。暗く聞こえてしまうかもしれませんが、自分が人であることを感じられないという考えと闘っています。かわいそうって思わないでくださいね、思ってくれなくても大丈夫。ただ、この曲は私が自分について嫌いになりがちなことを実際に案内しているんです」と、「アンチ・ヒーロー」について説明していた。

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