ロック様 ストライキ中の映画俳優組合基金に速攻で莫大な寄付

俳優のドウェイン・ジョンソンが、ストライキ中の全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の俳優を支援するために莫大な金額を寄付した。現在も続いているストライキの期間は組合員たちには仕事がなく、非営利団体の全米映画俳優組合基金は、困っている組合員を助けるために、組合で最も収入の多い俳優スターたち2700人に財政的支援を呼びかけていたという。

同財団の代表コートニー・B・ヴァンス氏は、ドウェイン率いるチームからすぐに返信がきたと明かし、「愛に溢れていました。(ドウェインが)立ち上がってくれたおかげで、他の人たちにもその切実な必要性が知られることでしょう」とバラエティ誌に語った。

またヴァンス氏は、寄付金額の公表は伏せたものの、「ドウェインは『こんな時だからこそ、俺はここにいるし、どこにも行かない、 必要なことは何でもする』と言ってくれました。それは、他の人々にも同じことをするよう促す大きなメッセージになります」とドウェインの寛大さに感謝した。

組合員は、1人につき最高1500ドル(約21万円)が支給されるが、健康上の問題や深刻な危機に瀕しているという特定の条件下では、終身メンバーには6000ドル(約85万円)の財政援助を受けることができる。

ヴァンス氏はこう続けた。「これは、私たち全員に対する呼びかけでもあります」「ストライキを起こせばどうなるか、何かのために立ち上がればどうなるか、誰もが知っている。名言にもあるように、信念を持たない人間は、あらゆることに流される」「だから、ドウェインは『俺はここにいる。みんなはどうする?』と呼びかけているのです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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