埼玉県知事選挙に立候補 大野 元裕(おおの・もとひろ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う埼玉県知事選挙が7月20日告示、8月6日投開票の日程で実施されています。今回の埼玉県知事選挙には届け出順に共産党新人の柴岡祐真(しばおか・ゆうま)氏(39)、無所属新人の大沢敏雄(おおさわ・としお)氏(69)、無所属現職の大野元裕(おおの・もとひろ)氏(59)の3名が立候補しました。本記事では無所属現職の大野元裕氏についてご紹介します。

埼玉県知事選挙に立候補 柴岡祐真(しばおか・ゆうま)氏の経歴・政策まとめ
埼玉県知事選挙に立候補 大沢敏雄(おおさわ・としお)氏の経歴・政策まとめ

埼玉県川口市生まれ、慶應義塾大学卒業。日本大使館書記官等を経て、参議院議員を2期、埼玉県知事を1期務める

大野氏は1963年埼玉県川口市生まれ、慶應義塾大学法学部政治学科卒業、国際大学国際関係学研究科修士課程修了。外務省に入省し、日本大使館専門調査員(イラク、アラブ首長国連邦)、財団法人中東調査会研究員、国際情報局分析第二課専門分析員、日本大使館専門調査員(カタール)、日本大使館書記官(ヨルダン、シリア)、財団法人中東調査会上席研究員、防衛省防衛戦略委員会委員、経済産業省イラク委員会、中東協力センター・イラク委員会共同座長等を務めました。2010年から参議院議員選挙に2期連続で当選、防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官を歴任しました。2019年の埼玉県知事選挙で初当選、今回は2期目を目指しての立候補となります。

大野氏が掲げる政策とは

大野氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

1 少子高齢化/災害の頻発・激甚化に対応可能な未来を見据えたまちづくり
○安心の基礎となる埼玉版スーパー・シティプロジェクトのさらなる拡大で、少子高齢化社会に対応するまちづくり
○交通の利便性が高い埼玉県をもっと便利に
○デジタルを活用した情報と役割を連結し、さらにパワーアップした埼玉版FEMAの推進で災害にさらに強靭な県に

2 持続的な発展に向けた戦略的転換
○埼玉版SDGs普及と共に、エネルギー・レジリエンス強化、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)、ネイチャー・ポジティヴ(自然再興経済)を推進することにより、環境と経済の両立
○スタートアップ企業と技術を支援し、ニーズと適切にマッチング
○林業の流通整備や農業の担い手育成など、一次産業が抱える課題の抜本的な改善
○未来に向けた人材の育成

3 デジタル・トランスフォーメーションと行政改革を新たなフェーズへ
○この4年で大きく進んだデジタル化のさらなる推進により、限りある税収で最大限の効果を目指すと共に県民サービスの向上に努め、DXを前提とした県庁を実現
○県内事業者のDX支援等を通じた働き方改革・生産性向上推進
○不断の行政改革を推進

4 あらゆる人が生き生きと活躍できる居場所と社会を
○地域医療の充実、包括ケア・システムの推進と全世代参加型の社会づくりを後押しし、安心と活気にあふれた高齢化社会実現
○子供たちの居場所や子育て家族を支援するネットワークを拡充
○障害児者や医療的ケア児、認知症患者等が生き生きと暮らせ、LGBTQなど多様な価値を有する人が共生する社会構築
○女性の社会進出をさらに推進すべく、県庁をその先駆として、技術・能力向上支援を強化します。
○文化・スポーツで活力あふれる社会を

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